新潟かわらばん2005年01月18日

新潟県中越大震災 災害救援ボランティア情報 がんばろう!新潟かわらばん

NPO法人国際ボランティア学生協会の桑原望さんに学生ボランティアについてお話を伺いました。  この協会は、国際協力、環境保護、社会福祉、災害救援などのボランティア活動に興味のある学生をサポートするために設立され、募集などの情報提供をしています。現在、首都圏を中心に約40大学の約400人の学生が加入しています。桑原さん自身も学生時代にこの協会に加入しており、現在は事務局長補佐として地元である長岡市から全国の学生達の活動を支援していらっしゃいます。


「震災直後の10月25日に学生達と一緒に被災地に入り、直ちに現地のボランティアセンター立上げを支援しました。さらに他にも避難所の手伝い、炊き出し、片付けなど、何でもこなしました。」  学生達の宿泊所として桑原さんの実家を提供して、寝食をともにするその様子は、人が多くてさながら野戦病院だったそうです。7.13水害の時も学生達を引き受け、一緒に活動しました。「一緒に困難を克服することで、戦友感覚のような共感が生まれるんだ」と桑原さんは話されました。地域によっては、水害、震災と、ここ最近の大雪で三重苦に遭ってます。「今、できることとして、除雪だけでも行って『希望という春』を渡してあげたい」と、今回中越に来ている学生達を送り出しました。  「若いときにしかできないことがある。若いときだからこそ得られるものがある。しかし、若者たちはそれをどうしたらよいか分からない。だから、彼らを手助けしてあげたい。活躍する場を提供したい。学生ボランティア活動を通して自身が学んだから、今度は学生達にも学外での成長や経験の機会を与えたい。とかく地域や社会に無関心な若者が多いこの時代に、近隣所の高齢者などを当たり前のように助ける人を育成したい」と、桑原さんは熱い思いを語ってくださいました。


 今後の活動について、「長期的な視野に立ってどうしても地元学生の力がこの中越の復興には必要。一時に比べ震災報道が減ってきたので、学生達は終わったかのように誤解しているかもしれないが、喚起して地元学生のヤル気と被災地のニーズを結び付けていきたい」と、桑原さんは話してくれました。  除雪に出発する時の学生達の明るく楽しそうな笑顔がとても印象的でした。


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