長岡新聞2004年07月24日

首都圏から学生27人 乙吉で復旧作業

中・下越を襲った水害の復旧に向け、首都圏中心の学生で組織するNPO法人「国際ボランティア学生協会」から派遣された学生ボランティア27人が長岡市を訪れ、連休最終日の十九日まで山本地区などで救援活動を行った。 同協会は災害救援、国際協力、社会福祉、環境保護の四本柱を軸に平成5年から活動を開始。これまで阪神大震災や台湾中部大震災、熊本県水俣市など各被災地で救援活動を行ってきた。現在、四十大学の約三百七十人が参加している。


長岡での救援活動は同協会OBの桑原望市議が自主的に協力を要請。十五日には第一次隊十人が市内に到着、市福祉総務課、市社会福祉協議会と共同で現地の被害状況やボランティアの需要を調べた。 冠水被害が深刻だった新組地区の住民が避難していた神田小学校と北中学校では食事の配布のほか、避難所の夜間の出入りをチェック。十八日からは新たに十七人が加わり、山本地区の乙吉町で道路を覆っていた土砂の撤去や家屋にたまった泥のかき出し作業を行った。 作業に参加した桑原市議は「学生時代にさまざまな被災地で救援活動を行ってきたが、災害後の復旧にはボランティアの力は欠かせない現地とボランティアを結びつける仲介役が今後、一層必要となる」と話していた。二十四日にも七十から百人規模のボランティアが派遣される予定。


[閉じる]