長岡新聞2003年05月20日

ニューフェースに聞く 長岡市議会議員 桑原 望氏

 先ごろ行われた長岡市議会議員選挙に、新人で立候補して2061票を獲得し、見事当選を果たした長岡市議会始まって以来、初の20歳代の議員となった桑原望氏は、「組織のない状態の選挙で苦労したが、多くの人たちから応援して頂き当選できました。ありがたいことだと感謝しています」と、当選の喜びを述べた。 しかし、投票率が前回より約7ポイント下回ったことに触れ、「投票率の低下を政治に対する市民の不信感の表れと受け取っており、手放しでは自分の当選を喜べない。これから市民の政治への不信感を取り除けるような議会活動をし、信頼を回復しなければならないと感じている」とも語っていた。


桑原氏は公約の第一に議会改革を挙げている。議員活動の政策提案型への移行が必要とし、議会の議論を活性化するため、個々の議員がどのような行動や発言をしているかもインターネットを利用するなどして、情報公開に努める必要がある。 公約の第二は、環境の保全・回復を挙げている。地球全体で人類が抱えている共通・最大の問題は環境だ。本来は国政レベルでしっかりとした指針を打ち出し、これに対応する基本政策を取るべきだが、国が動かないからといって、いつまでも手をこまぬいていられる問題ではない。 長岡市は他の市町村に先駆け、二酸化炭素排出量の削減やダイオキシンを排出しないための規制、ごみの減量化への積極的な取り組みなど、環境取都市長岡市の実現に向け、独自の政策を実施する必要がある。 公約の第三には防災対策の充実を挙げている。桑原氏自身が栃木県那須町の洪水や、ナホトカ号による日本海への重油流出現場に赴いてボランティア活動をした体験、その時現場で感じたことなどを、長岡市の防災対策に市民側からの視点として生かしたい。 合併に関しては、行財政改革の推進と、地方分権を控え行政能力向上が求められており、この二点から合併に賛成だが、この目的以外の合併は単なる規模の拡大、数合わせであり反対する。 19万人都市長岡市の延長線上の考え方のままでは、合併は実現できないだろう。仮にこのような考え方で合併が実現しても、その後の住民感情の対立から地域間の関係がうまくいかないだろう。 合併によって誕生し100万人の人口を有する「さいたま市」における議員定数は100人程度だ。長岡地域市町村合併で新市が誕生しても人口は30万人程度であり、在任特例の適用による160人というような議員定数は、到底認めることは出来ず、断固反対する。 【昭和51年、26歳。現住所は表町1丁目4-3。中越高校卒、平成15年国士舘大学大学院政治学科卒。同年市議初当選。どの会派にも属さず。


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